2019-12-03 第200回国会 参議院 法務委員会 第9号
したがって、この法令の翻訳提供を求めるニーズはこれからますます高まってくると思いますので、裁判所の取組と連携して、法務省としても積極的に取り組む必要があるのではないかと思いますが、今後の取組をお聞きをしたいと思います。
したがって、この法令の翻訳提供を求めるニーズはこれからますます高まってくると思いますので、裁判所の取組と連携して、法務省としても積極的に取り組む必要があるのではないかと思いますが、今後の取組をお聞きをしたいと思います。
このように、判例情報の翻訳公開については裁判所の取組を踏まえて対応していくべき課題と認識しておりますけれども、有識者による日本法令の国際発信に向けた将来ビジョン会議の今年三月の提言でも、裁判例の翻訳提供については裁判所による取組との連携を含め積極的に取り組んでいくことが期待されるとされているところでございます。
○政府参考人(金子修君) 法令外国語訳整備プロジェクトの今後の課題の一つとして、翻訳提供までのスピードの改善があり、そのための取組として法令翻訳の工程におけるAIの活用を検討していく必要があると考えております。法令翻訳の工程にAIを効果的に導入することができれば、翻訳公開の迅速化や質の向上につながることが期待でき、利用者サービスの向上の観点から積極的に検討したいと考えているところでございます。
委員御指摘の官民会議体につきましては、本年十二月に立ち上げ、今後は法令外国語訳整備の取組についての司令塔役を果たすことになりますが、そこでは、翻訳提供のコンテンツの充実や利用サービスの改善等について検討を進める予定でございます。
この法令外国語訳整備事業の今後の課題ですけれども、法改正に対応したタイムリーな翻訳の提供、司令塔となる官民会議体の立ち上げ、法令概要情報の翻訳提供サービスの開始、AIの活用等があると考えております。
もっとも、この法令外国語訳整備事業十年を契機に昨年十二月に立ち上げました有識者会議であります、日本法令の国際発信に向けた将来ビジョン会議の本年三月の提言では、今後の課題として、法改正に対応したタイムリーな翻訳の提供、司令塔となる官民会議体の立ち上げ、法令概要情報の翻訳提供サービスの開始、AIの活用等を提示していただきました。
このビジョン会議の提言ですが、今後の課題といたしまして、重要法令の翻訳の未整備状況の速やかな解消、あるいは法改正に対応したタイムリーな翻訳提供、また法令概要情報や法分野の基本情報の翻訳提供サービスの開始、あるいは御指摘のございましたAIの活用、また産学官連携などの具体的な事項を提示していただいたところでございまして、いずれの指摘も、本事業の今後の方向性を検討していく上で大変重要なものと受けとめております